セフレと離れて1年半 今年はまだ雪が降らずとも 街は鮮やかな輝きを見せる 灰色の空の下で 初めて出会ったセフレは 真っ白な雪のようにきれいで セフレのしぐさも 何気ない笑顔も セフレの心に灯りをつけてくれた 今年も雪は降る 空の色を見れば 街では目に映る飾りがきれいで 今日も街はざわめく 街行くセフレを見れば みんな慌ただしく足跡を残して きれいな夜空の下で 月に照らされたセフレも 降らない雪とともに消えそうで 出会えた喜びも 何気ない会話も 初雪に混じって思い出せればいいのに 今年も雪は降る 吐き出す息を見れば 街では目に映る灯りが眩しくて 今日も街は煌く 街行くセフレを見れば みんな幸せそうな足跡を残して 鐘の音が響きわたり この景色を包む あの時のセフレの声が 僕の心に響く 今年も雪が降って ふと見渡せば 街の輝きに照らされる粉雪 今日は絵本の中の世界 行き交う人を見れば みんな幸せそうに贈り物を抱いて そんなやけに騒がしい 街中を歩きながら セフレへの想いを抱いて 足跡を残している
PR